無聊と僕と空孔と

頭の良い立派な人たちがいい世の中にしてくれるのを眺めるそんな場所

廣ゐ海に

ひろいうみに ぷかぷか

月が 黄色く ぼくらを照らす

きみの 眼差しで ぼくは照れる

 

宇宙の中で ふわふわ

地球の光に 碧くぼんやり

ロープに掴まり すこしがっかり

捉えようのない君を すこし休もう

 

 

静かなよるをつつむ 黒い画用紙

ひらいても なかには 何にもない

 

 

ひろいうみに ぷかぷか

ぼくの腕は  ぱたぱた

きみのあたまは ぴかぴか

ふたりのきもちは すかすか

 

 

つかれた

もうだめ

そして ねむい

あたま いたい

 

 

宇宙のなかで ふわふわ

地球の光に  碧くぼんやり

ロープにつかまって 少しがっかり

 

 

もういいんだ

 

もう いいんだ。。

 



 

 

 

 



t 2003 01/17 21:40(編集済)